動物の精神疾患
問題行動治療
ストレスの少ない診療
〒484-0059 愛知県犬山市上坂町4-145
(ニャンワンゴーゴー)
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Clinical Animal Behaviour
臨床動物行動科
初めて問題行動治療を受けられる方:
次のリンク先にある問題行動治療問診票をダウンロードしていただき、書ける範囲で構いませんので記入していただいてから問題行動治療コンサルテーションにお持ち下さい。
臨床動物行動科とは?
動物の問題行動治療をメインに、精神疾患、しつけ、ストレスの低減などを扱い、獣医学の中ではまだ新しい分野です。一般的なしつけやトレーニングとの違いは、問題行動の原因を究明することです。経験や逸話的なやり方ではなく、科学的な根拠にもとづいたやり方で、診断し、行動を修正することで治療をおこないます。ストレスがあるとした場合でも、そのストレスが何かを突き止める必要があります。
内科や外科などの総合的な獣医の知識に加え、専門の知識や経験が必要です。
「しょっちゅう咬みつかれる!」
「ソファーにオシッコをされる!」
「尻尾を追いかけてぐるぐる回る!」
「無駄吠えで近所迷惑になる!」
もしくは
「下痢はストレスのせいではないかしら?」
「足をなめているのはストレスがあるから?」
などといった問題行動や精神的な問題でお困りのことはありませんか?
こうした問題行動は、『しつけができていない』とか、『性格が悪い』といったことで諦めていないでしょうか?
もちろんそうしたことも原因の一つかもしれませんが、こうした問題行動を引き起こす要因としてはストレスや精神的な状態、身体的な問題が関わっていることもあります。
動物の問題行動とは?
近年、イヌやネコなどのペットとヒトの距離は、飼育方法の変化にともなって近くなってきています。庭先につながれていたイヌは家の中で暮らすようになり、外で自由にしていたネコは、病気の予防などの目的のために完全室内飼が多くなりました。そうすることで、同じ空間で生活をするペットたちとヒトとの間に軋轢が生じたり、その結果お互いにストレスを生じたりするケースも増えてきています。こうしたペットとヒトとの間の問題やストレスの原因の多くが、『問題行動』と呼ばれるものです。『問題行動』の定義は、『①飼い主が容認できない行動、あるいは、②動物自身に有害な行動』です。したがって、正常な行動であってもその飼主さんが、「嫌だ」とか「止めて欲しい」、「邪魔だ」と思うことが『問題行動』になりうるのです。ですから、『問題行動』が全て異常な行動であるということはありません。しかし、困った行動や何か少し変な行動が、実は異常な行動のこともあります。
なぜ臨床動物行動学が必要か?
欧米では、イヌやネコの死因のトップは事故や病気、感染症などではなく、安楽死です。これは問題行動によって飼うことが困難になったということが主な理由です。
日本では、安楽死という形はあまり取られることはないのですが、動物愛護センターなどに引き取ってもらうケースでは、こうした問題行動が原因で飼育することが難しくなったことがあげられます。殺処分と言うもの事態は減ってきましたが、根本にあるこうした原因の一つを少なくすることが、すなわち殺処分を減らす方法にもなるでしょう。
子犬/子猫の社会化学習教室
~ライフスキル~
☆ イギリス、リンカーン大学の子犬のためのライフスキル教室のプログラム に基づいた、子犬の社会化のためのトレーニングクラスです。
子犬が家庭や社会の中で調和をとって生きていくのに必要なスキル(すべ) を磨いていけるようにするため、その助けとなるのが“子犬のためのライフスキル”です。
同時に、ストレスが多い環境の中で、子犬が家族と共に過ごす時、ライフスキルを身につけることで、子犬自身も幸せに暮らしていくことができるようになります。さらに、ライフスキルを身につけることによって、子犬の家族のメンバーが、子犬がいつもいい子にしているようにするためには、子犬にいつも教えないといけないという必要性に迫られているという、責任をある程度減らすことができるかもしれません。
というのも、ライフスキルは、日常生活において、子犬とその他の人や物との間の緊張状態を減らすことにより、子犬が、その時、その状況でどういう選択をしたらよいか、という能力を発達させる助けにもなるのです。
ライフスキルのトレーニングが子犬の日常生活に組み込まれることが理想的です。お家の方々にとって、子犬をトレーニングするための余分の時間を、十分に持ちあわせることがなかなかできないでしょう。 しかし、家庭の中で、日々の暮らしでやっていること同時に、良い行ない(『いい子にしていること!』)を学んだり、練習したりする場所や環境を、セットアップすることができます。これらはもちろん、いわゆるしつけをすることであり、子犬がご家族から教えられるということになりますが、お互いに交流し合う習慣が一度確立すれば、あなたとワンちゃんとのそうした関係も自然なものへとなることでしょう。
診療時間
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9:00~12:00 休診
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直接来院も可能ですが、予約していただいた方優先で診察致しております。ただし、ネコ時間と木曜午後は予約のみとなります。
休診:火曜・祝日・日曜(午後)
16:00~17:00はネコ専用予約時間となります。
ネコちゃんは、その他の時間ももちろん大丈夫です。
この度、一般診療時間においても予約を導入いたしております。
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休診日:11月3日(日)、4日(月)、22日(金)、 23日(土)、12月30日(月)午後~1月4日(土)午前
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院長不在:11月16日(土)午前、28日(木)午後、 12月13日(金)~15日(日)
夜間及び時間外は、専門診療機関を受診ご利用下さい。